ハースF1チームは、2019年からダラーラのシミュレーターを使用していることを明らかにした。これまで、ハースF1チームはマラネロにあるフェラーリのシミュレーターを使用してきたが、グランプリ週末の間はフェラーリが専有しているため、シミュレーターを使うことができなかった。
しかし、2019年からはダラーラのシミュレーターを使用してシミュレータープログラムを強化していく。「我々はフェラーリのシミュレーターにアクセスすることができたが、グランプリ週末は彼らが使用していた」とハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは BT にコメント。「我々は今週末にもシミュレーターを使いたい。なので、我々はダラーラのシミュレーターに切り替えることにした」イタリアのシャシービルダーであるダラーラは、ハースF1チームのF1マシンを製造している。「シミュレータープログラムを構築するのは時間を要するが、春頃には実行できると思う。5~6戦くらいからグランプリ週末に稼働させることができると予想している」とギュンター・シュタイナーは付け加えた。ハースF1チームのシミュレータードライバーは、元F1ワールドチャンピオンのエマーソン・フィッティパルディの孫、ピエトロ・フィッティパルディだ。ギュンター・シュタイナーは、ピエトロ・フィッティパルディが今年序盤に実際に何度か2019年F1マシンを走らせることになると語る。「トラックで起こることが彼がシミュレーターで経験することに対応していることを確実にするために、彼は1回目のウインターテストで半日クルマを運転することになるだろう」とギュンター・シュタイナーは述べた。ハースF1チームは、2月7日(木)に新たなタイトルスポンサーであるリッチエナジーのブラック&ゴールドのカラーリングを施した2019年F1マシン『VF-19』を公開。2月18日(月)からバルセロナでスタートするプレシーズンテストで初走行を行う。
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