ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、フェラーリがハースとの契約を守っている限りは、フェラーリ&アルファロメオとザウバーのパートナーシップ強化を懸念はしていないと語る。最近、ザウバーはアルファロメオ・レーシングへとチーム名とシャシー名を変更。アルファロメオがF1での存在感を高めようとしているのは明らかであり、一部報道では親会社のフィアットがザウバーを完全に買収するとも伝えられている。
フェラーリとアルファロメオのより緊密な協力は、エンジン供給および技術パートナーとしてフェラーリと独自に提携しているハースにとっては有害だとの見方がある。しかし、ギュンター・シュタイナーは、少なくとも今のところは心配していないと語る。「我々は技術的にも人間的にも財政的にも彼らと非常に強固な関係を築いてきた」とギュンター・シュタイナーはコメント。「非常に堅実な関係だ。彼らは我々を尊重してくれているし、我々はとてもうまく協力している。彼らがザウバー、アルファロメオとやっていることは我々のビジネスではない。彼らは我々がそれを完全に尊重していることをわかってる」「私は干渉はしない。彼らが約束したものと、これまでに我々に与えたものを手にできている限り、私は満足だ。彼らが別の方法をとるのであれば、それでいいと思っている」「私は批判的でもないし、彼らが何をしていようがあまり気にしていない。我々がこれまでやっていることをやれている限りはね。なので、私は満足している」フェラーリから合法的に多くのコンポーネントを購入するというハースのモデルは、マクラーレンやレーシングポンントといったライバルが懸念を持ったままだ。しかし、ギュンター・シュタイナーは、ハースとフェラーリの4年目のパートナーシップに完全に満足していると語る。「先ほども言ったように、私は彼らのやっていることに干渉はしないし、そうしたくはないと思っている。彼らがやっているビジネスは私のビジネスではない」とギュンター・シュタイナーはコメント。「フェラーリにどうするべきかを言える立場ではないと感じている。我々がこれまで彼らとやってきたことをやり続けることができている限り、実際に彼らはそうしているが、私は満足だ」「彼らがアルファと何かをすることは私には何の影響も与えないし、影響を与えたいとは思っていない。我々は彼らから得ているものに満足している。全て順調だ」「アルファロメオについて彼らに質問さえしていない。それは私のビジネスではないからね」ハースF1チームは、今年から英国のエナジードリンクメーカーであるリッチエナジーをタイトルスポンサーに迎え、ブラック&ゴールドの新カラーリングでF1を戦う。
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