ハースF1チームは、フォースインディアに対して正式な抗議を申し立てた。FIA(国際自動車連盟)は、ハースF1チームの抗議内容について明らかにしていないものの、11月23日(金)に両チームの代表者がスチュワードに呼び出された。フォースインディアは夏休みにオーナーに破産手続きを行い、ローレンス・ストロール率いる投資家グループがチームを買収。
F1ベルギーGPからは“レーシングポイント・フォースインディア”としてコンストラクターズ選手権0ポイントから再出発したが、マシンやチームスタッフ、ドライバーラインアップは変わっていない。今回の訴えが、マシン設計に関してか、もしくはエントリーに関するものなのかは不明だが、ハースF1チームは、新生フォースインディアが以前のエントリーに割り当てられた賞金をそのまま受け取れることに不満を示していた。ハースF1チームは、レギュレーションにとって最初の2年間は賞金を受けと手おらず、フォースインディアも過去2年間のコンストラクターズ選手権でトップ10に入った場合に分配される賞金を失うべきだと主張。数カ月間、明確な説明を求めていた。アブダビで賞金についての状況に進展や説明はあったかと質問されたギュンター・シュタイナーは「いいや。残念ながら・・・今は何の進展もない」と語っていた。
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