ハースF1チームは、ピエトロ・フィッティパルディを2019年の公式テストドライバーに起用することを発表した。ピエトロ・フィッティパルディは、最終戦アブダビGP後にヤス・マリーナ・サーキットで実施されるピレリのタイヤテストでF1マシンでの初走行を行う。2度のF1ワールドチャンピオンであり、2度のインディ500ウィナーのエマーソン・フィッティパルティの孫であるピエトロ・フィッティパルッディ(22歳)は、2019年のレースドライバーであるロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンをサポートする。
ピエトロ・フィッティパルディは、F1ブラジルGPからチームに帯同し、F1アブダビGP後の11月27日の実施されるピレリのタイヤテストでハース VF-18を走らせる。ピエトロ・フィッティパルディは「ハースF1チームのテストドライバーの役割を果たせることに非常に感謝している」とコメント。「チームに加わる機会を与えてくれたジーン・ハースとギュンター・シュタイナーに感謝したい。彼らはF1で信じられない仕事をしているし、彼らの継続的な成功への役割を僕に求めてくれたことは当然ながら非常にエキサイティングなことだ。アブダビでVF-18に乗ることを楽しみにしている。その経験を2019年に生かし、将来的にF1でレースシートを獲得できることを願っている」ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは「ピエトロ・フィッティパルディをハースF1チームに迎え入れることを嬉しく思っているし、彼と仕事をすることを楽しみにしている」とコメント。「彼はジュニアオープンホイールのキャリアからチャンピオンシップウィナーの血統をもたらしており、最近ではインディカー・シリーズで良い走りをみせている。我々はピエトロがそれらの経験に続いてF1カーでの初テストを提供できることを嬉しく思っている。その後に続く、彼のテストの役割、我々の2019年のキャンペーンを支えるフィードバックはハースF1チームの成長とF1での発展にさらに貢献してくれるだろう」