ハースF1チームは、2019年もケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンを続投することを発表した。ハースF1チームのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、今週末のロシアに先駆けてドライバー決定はまもなくだと語っていた。そして、9月28日(金)、ハースF1チームは、2019年にケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンというドライバーラインナップで3シーズン目を迎えることを正式発表した。
「非常に早い段階から我々はクルマとチームを開発を促進するために経験豊富なドライバーが必要だった。我々にはロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセンという非常の優れた経験豊富なドライバーが二人いる」とギュンター・シュタイナーはコメント。「我々は昨年から今年にかけて大幅に改善を果たしており、両方のドライバーを継続することはかなり簡単な決断だった」今シーズン、ケビン・マグヌッセンは49ポイントを獲得してドライバーズ選手権で9位につけている。「ハースよりも良い状況はこれまでなかった」とケビン・マグヌッセンはコメント。「ここはレーサーでいっぱいのチームだし、僕たち全員が同じことを目指している。官僚主義のようなものはないし、全てがとてもストレートだ」「ジーン・ハース(チームオーナー)は効率性を重視しているし、ギュンター・シュタイナーは人々からベストを引き出すために非常に効率的な環境を作り上げてきた」「僕たち全員がお互いを信頼している。それが僕たちが多くのことを達成している理由だ」ケビン・マグヌッセンは、ハースでの2年目となる今年に好成績を残しているため、残留は確実とされていたが、ロマン・グロージャンは序盤戦にミスが目立ち、シート喪失のプレッシャーにさらされていた。しかし、オーストリアでの4位を皮切りに調子を取り戻したロマン・グロージャンは、ルノーとのコンストラクターズ選手権4位争いに大きく貢献している。2016年にハースの新規参入時に加入したロマン・グロージャンはチームとの4シーズン目を迎えることになる。「このチームが比較的短期間で成し遂げた成果を見るのは印象的なことだったし、ハースF1チームをここまで競争的にするために時間、労力、犠牲を払ってきた当社からここにいた人のことを本当に誇りに思う」とロマン・グロージャンはコメント。「ハースF1チームと継続していくこと、そして、ハース・オートメーションとパートナーのすべてを代表することをとても嬉しく思う」「ジーン・ハースは特別なものを作り上げた。僕たちはそれをさらに良くすることができる。その一員であることは名誉なことだ」