ハースF1チームは、2019年にロバート・クビサを起用するかもしれないとの噂を否定した。ラリーでの負傷によって長くF1から遠ざかっていたロバート・クビサだが、今年ウィリアムズのリザーブドライバーに就任。フリー走行やテストで走行しており、グリッドに復帰する願望を秘密にしていない。ホッケンハイムでは、ハースF1チームが2019年のドライバーとしてロバート・クビサを起用するとの噂が浮上した。
この件について質問されたハースF1のチーム代表ギュンター・シュタイナーは「10分前にその噂について聞いた。テレビクルーから同じ質問をされた」とコメント。「私はロバートと交渉していないことを確認できる」それに加え、ギュンター・シュタイナーは、夏休み後に2019年のドライバーラインナップを確定させたいと考えていると述べた。ケビン・マグヌッセンに関しては2019年もハースF1チームに残留することが濃厚だと考えられているが、ロマン・グロージャンが長らく不調に落ちっており、残留には疑問の声も挙がっている。ロマン・グロージャンは、少なくとも現段階ではトップチームへの扉は閉ざされているとホッケンハイムで語った。「フェラーリはルクレールと契約を結ぶようだ。彼らがまだ契約をしていないとすればね」とロマン・グロージャンはコメント。「レッドブルの独自のプログラムで動いているし、メルセデスも独自に才能を抱えている」「F1にはリーグAとリーグBがあるし、リーグAにいない限りはタイトルを争う機会を得ることはできない」ハースと残留について交渉しているかと質問されたロマン・グロージャンは「そうだね。話し合っているよ」と認める。「僕はハースで走ることに満足している。勝利やタイトルを争う機会がないのは残念だけど、悲劇というわけでもない。僕には良いファミリーがいるし、自分が何年F1で走っているかはわからない」