ハースF1チームは、開幕戦でのピットストップでの問題を受け、今週末のF1バーレーンGPにむけてピットクルーの配置換えを行った。開幕戦オーストラリアGPでは、ケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンがトップ5を走る好パフォーマンスをみせていたが、2台続けてピットストップで左リアタイヤが正しく装着されない問題が発生。ダブルリタイアを喫した。
ハースF1のチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、十分にピットストップ練習をできてなかったことによる人為的ミスだったと認め、最優先でそのエリアに取り組んでいくと述べており、今週末のF1バーレーンGPにむけてチーム内の自信を高めるためにピットクルーの配置換えを実施したことを明かした。「いくつかポジションを入れ替えた。主な理由は彼らがミスをしたからではなく、彼らの自信を取り戻すためだ」とギュンター・シュタイナーはコメント。「同じことが続き、スタッフに自信がなくなっていれば、再びミスを犯すリスクは高い。いずれにせよ、多くの人々が必要であるため、ポジションを入れ替え、彼らに異なる仕事を与える」「それが今回のレースにむけて我々が実施したことだ。昨日のプラクティスから実施している。レースまでにできる限り多くのプラクティスに取り組んでいく。体力的なものでもあるので、やりすぎない程度の程よいバランスがある。人々が疲れていては、それをやっても意味はない。集中できず、再び自信を失うだけだ。彼らが疲れたら、何も学べない」「その時点に達したかを決定するのあチームマネージャーだ。オーストラリアではできなかったが、去年のようにできるだけ多くの練習をしている」また、ギュンター・シュタイナーは、問題が発生した際に無線を通してピットストップのリリースシステムを無効にする追加のクルーを導入したことを明らかにした。