ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、フェラーリが直面している2016年F1マシンの開発の遅れが、デビューシーズンへ向けての準備に影響を与えることはないと述べた。2016年に新規F1参入を果たすハースは、フェラーリと技術パートナーシップおよびエンジン供給契約を結んでおり、リスト化されていないパーツの供給を受ける。
フェラーリのセエルジオ・マルキオンネ会長は、昨シーズン末まで戦うためにSF15-Tの開発を続けたことで、2016年F1マシンの作業に遅れが生じていることを認めている。その遅れは、パーツ供給を受けるハースにも影響がでる可能性がある。しかし、ギュンター・シュタイナーは、2月22日にバルセロナで開始するプレシーズンテストまでにマシンを準備できると確信している。「フェラーリの2016年マシンに関するスケジュールがどうであれ、ハースF1チームのF1マシンには関係はない」とギュンター・シュタイナーはコメント。「我々はフェラーリのマシンの開発には関与していない」「我々の唯一の焦点は自分たちのクルマだり、バルセロナでの1回目のプレシーズンテストに完全に参加するためにスケジュール通りだ」関連:フェラーリ、2016年F1マシンの開発に遅れ