2016年からF1に新規参戦を果たすハースにとって、2016年のF1カレンダーの日程変更は痛手になるかもしれない。パリで開催された世界モータースポーツ評議会で、開幕戦を2週間早めた21戦の2016年F1カレンダーが承認された。これにより、開幕戦が当初のスケジュールから2週間早まるだけでなく、プレシーズンテストも1週間早められた。
この変更は、フェラーリと提携して力強いスタートを目指しているハースにとっては痛手となるかもしれない。ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは「全ては3月1日のテスト開始に合わせて設計されていた」と Auto Motor und Sport にコメント。「現在、我々はどうにかして時間を稼ぎ出し、生産計画を書き直さなければならない」関連:F1チーム、2016年プレシーズンテストの1週間前倒しで合意