2016年からF1参戦を予定しているハースのチーム代表ギュンター・シュタイナーは、チームとダニカ・パトリックを結びつけるのは“まだ早すぎる”と語る。最も有名な女性ドライバーであるダニカ・パトリックは、ハースが共同オーナーを務めるスチュワート・ハースでNASCARに参戦している。ジーン・ハースは、アメリカのテレビ番組 BNC でダニカ・パトリックがF1チームの“有力候補”になるだろうと語っている。
「アメリカ人ドライバーが理想的な候補者だ」とジーン・ハースは述べた。しかし、ギュンター・シュタイナーは「それについて決めるのはまだあまりに早すぎる。ダニカのプランがどうなっているかも私は知らない」と Speed Week に述べた。現時点では、エンジンパートナー含め、ハースのの多くの重要事項は明らかになっていない。ギュンター・シュタイナーは「我々はフェラーリやメルセデスと話し合いをしている。ルノーは我々のリストに含まれていない。なぜなら、彼らにはギアボックスがないことに加え、すでに他の4つの強力なカスタマーを抱えているからだ」と説明した。 ハースの本拠地はノースカロライナ州カンナポリスに置かれているが、ギュンター・シュタイナーはまだヨーロッパにおけるハースの“第2の拠点”の場所をまだ決めていないと明かした。当初、ハースはイタリアのダラーラが製造するシャシーを使う計画だったが、F1参戦が2015年から2016年に延ばされたため、ハース・フォーミュラが独自マシンを一からつくり上げるのに十分な時間があるとギュンター・シュタイナーは匂わせる。 「時間ができたので自分たちで開発していきたい。チーム・ハースはテクニカルパートナーを必要とするだろうが、独自シャシーと空力を希望するだろう」
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