ロマン・グロージャンは、スパ・フランコルシャンの第1レースで3位に入り、2011年のGP2タイトルを決めた。ロマン・グロージャンは、2009年にルノーのF1シートを失ったあと、AutoGPとGP2のレースで彼のキャリアをやり直す手助けをしてくれたDAMSに感謝の気持ちを述べた。
「彼らは窮地にいた僕を救ってくれた。僕はどこにも居場所がなかった」とロマン・グロージャンはコメント。「AutoGPでの初レースは本当に楽しかった。シングルシーターへ戻らせてくれたからね。そのあと、彼らと一緒にGP2に戻ってきた」「このチャンスを与えてくれた彼らにとても感謝している。彼らはタイトルを獲得したことにお礼を言ってくれたけど、僕たちはやるべき仕事をして、彼らは僕にここでチャンピオンになれるマシンを与えてくれた」「DAMSとチャンピオンシップを獲得できた今、僕たちが成し遂げたことを誇りに思う。レース後にチーム全体が感動しているを見ることができた。特別なシーズンだった」ロマン・グロージャンのマネジメントは、ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエが率いるグラビティが担当している。「シーズン前に、僕のマネジメントはタイトルを獲得しなければならないとは言わなかったけど、僕の個人的な目標だった」ロータス・ルノーGPは、F1ベルギーGPからニック・ハイドフェルドに代えてブルーノ・セナを起用しているが、ロマン・グロージャンは2011年のシートは目指していないと語る。「F1に戻ることは僕が望んでいることだけど、一番の焦点は2012年の良い契約を見つけることだ」「良い状況で良いシートを獲得して、F1でリアルなチャンスを得られることを期待している」「チャンピオンになった今、次の階段(F1)を目指すことになるだろう。このタイトルを獲得することが重要だった。ビッグチームのボスが見てくれていたことを期待しているよ!」