元ハースF1のロマン・グロージャンが、デイル・コイン・レーシングと契約を結び、2021年のインディカー・シリーズに参戦することが発表された。34歳のロマン・グロージャンは、多くのチームと交渉していたが、予想されていたデイル・コイン・レーシングと契約を結び、ロードコースおよびストリート・サーキットでのインディカーに参戦する。
ロマン・グロージャンは、17戦のうち4つのオーバルのレースはスキップし、13戦の出場となる。インディカーは、4月18日にバーバー・モータースポーツパーツで2021年シーズンが開幕。ロマン・グロージャンは、アレクサンダー・ロッシ、マーカス・エリクソン、佐藤琢磨、セバスチャン・ブルデーといった元F1ドライバーに加わることになった。「NTTインディカー・シリーズで米国でレースをするこの機会にとても興奮している」とロマン・グロージャンは語った。「これからのシーズンに向けて、様々なな選択肢が目の前にありました。インディカーレースに参加することを選択することが、間違いなく僕のお気に入りだった。でも、僕はまだオーバルに挑む準備ができていない!「インディカーは、僕がこれまでのキャリアで慣れていたものよりもはるかに平等な競争の場がある。表彰台に挑戦して再び勝つことはエキサイティングだ。僕の左手はまだ治療中だけど、レースカーに戻ってキャリアの次のチャプターを始める準備はできている」ロマン・グロージャンのF1キャリアは、昨年11月のF1バーレーンGPでの恐ろしいクラッシュの後、早期に幕を閉じた。バリアに激しく衝突してマシンが真っ二つに引きちぎられ、激しく炎上するなかから奇跡の生還を果たしたロマン・グロージャンだが、手に火傷を負い、2020年シーズンの最終2戦の欠場を余儀なくされた。ロマン・グロージャンは、ソーシャルメディアでファンに回復プロセスの定期的なアップデートを共有しており、最近、負傷した手の包帯をようやく取り外すことができたことを明らかにした。
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