ロマン・グロージャンは、2017年のF1アメリカGPをニッキー・ヘイデンを追悼したスペシャルヘルメットで戦う。2006年のMotoGPチャンピオンであるニッキー・ヘイデンは、今年5月にイタリアのリミニ近郊でサイクリング中に交通事故に遭い、入院先の病院で集中治療が行われていたが、5月22日にこの世を去った。
ロマン・グロージャンは、スペシャルヘルメットを制作してニッキー・ヘイデンをトリビュート。ヘルメットはニッキー・ヘイデンが2012年のMotoGPアメリカGPで着用したオープンフェイスヘルメットを思わせるスペシャルヘルメットのデザインを採用。背面にはヘイデンのレースナンバーである“69”とニックネームの“ケンタッキー・キッド”の文字が入れられる。最近のルール変更により、F1ドライバーはシーズンあたり1回に限りヘルメットデザインの変更が許されている。通常、ドライバーは、母国グランプリやモナコGPなどでヘルメットデザインを変更するが、ロマン・グロージャンは、ニッキー・ヘイデンの母国アメリカでのグランプリで彼にトリビュートを捧げるためにその機会を利用することを選んだ。
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