ロマン・グロージャンは、ハースのF1マシン『VF-16』が、これまで乗ったF1マシンのなかでもベストマシンの一台だと語る。今年、ロータスからハースに移籍したロマン・グロージャンは、2016 開幕戦 F1オーストラリアGPでチームを6位入賞に導き、完全な新規参戦チームとしては2002年のトヨタ以来となるデビュー戦でのポイント獲得を果たした。
ロマン・グロージャンは、この結果によってチームが2016年マシンに対する自信を深めたと語る。「すごいデビューだった。僕たちが期待した以上に良かった」とロマン・グロージャンはコメント。「F1にとっても良かったし、チームにとっても良かった。新しいチームが参入して、初レースでもポイントが獲れることを証明したんだ。この2カ月間、本当に懸命に頑張ってきたみんなにとって、本当に士気の高まる出来事だったし、ドライブしているクルマは僕が今まで乗った中でベストと言ってもいいくらいだ」順調な滑り出しを見せたハースだが、これから先には“アップダウン”が待ち受けるだろうとロマン・グロージャンは警告する。「僕たちにはたくさん学ばなければならないことがあるし、もっとうまくやれることもたくさんあると思う」「オーストラリアでは雨でフリー走行を走れなかったし、FP3ではピットレーンでクラッシュしてしまった。だから、ほとんど何もセットアップできていない状態でマシンをコースに出して、予測するしかなかった。その分、もっと走り込んでクルマに乗る時間が増えれば、引き出せる力は大きいと思う」「今週末トップ5に入れるなんて言わない。これはチームにとって単なる始まりにすぎないと言っているんだ。アップダウンはあるだろう。でもポテンシャルは大きい」
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