ロマン・グロージャンは、フェラーリの本拠地マラネロで将来にむけて仕事に取り掛かる準備をしている。ロマン・グロージャンは、今年限りでロータスを離れ、2016年からフェラーリと関連するアメリカのハースF1チームに移籍する。ルノーによる買収が決定したロータスだが、2015年シーズンは財政的に瀕死の状態にあった。
ロマン・グロージャンは、特に後半戦は厳しかったと認める。「最大の問題はクルマにほどんどアップデートが入らなかったことだ」とロマン・グロージャンは Auto Motor und Sport にコメント。「フィニッシュしたクルマは、基本的にメルボルンのクルマだった」ロマン・グロージャンは、2009年にF1デビューしたエンストンのチームにいれなくなるのは寂しいと認めるが、今は将来に目をむけている。ハースは、2016年すぐにフォース・インディアのような敵と戦うことができるかと質問されたロマン・グロージャンは「フェラーリとの提携によって、僕たちは良いクルマを得られると思う」とコメント。また、ハースを足がかりにフェラーリへのドアが開くというボーナスもあるとロマン・グロージャンは認める。「フェラーリで走ることはどんなドライバーにとっても夢だ」とロマン・グロージャンはコメント。「でも、まず何より、アメリカのチームを成功に導けるドライバーになりたい」いつから仕事をスタートするのかと質問されたロマン・グロージャンは「12月の早い時期だ」とコメント。「マラネロでね。そこには僕たちの風洞とシミュレーターがある」