ニック・ハイドフェルドとティモ・グロックが、火山噴火の影響で今週末のDTM開幕戦に出走する可能性があったという。メルセデスからDTMに参戦するポール・ディ・レスタとゲイリー・パフェットは、アイスランドの火山噴火の影響でヨーロッパへフライトが混乱したことで、上海で足止めされたため、ホッケンハイムでのレースに間に合わないの可能性があった。そこで中国GP後、最初にヨーロッパへ向けて飛び立ったニック・ハイドフェルドとティモ・グロックが、代役候補に挙げられた。
ティモ・グロックは、DTMを支援しているドルチェ・ポスト(Deutsche Post)』と繋がりがあり、いち早くヨーロッパへ帰るフライトを確保できたひとりだった。「彼ら(ディ・レスタとパフェット)がいつ戻ってくるかわからなかった。確かにニックとティモが出走する可能性はあった」とノルベルト・ハウグは motorsport-total.com にコメント。最終的に、ディ・レスタとパフェットは「予想していたよりも早く」ドイツに到着したという。「しかし、月曜の午後の段階で、我々のフライトが木曜になるのか、あるいは金曜や土曜になるのか、誰にもわからなかった」とハウグは付け加えた。ティモ・グロックは、今週末のDTM出走はメルセデスの「緊急対策」の一部だったと認めた。「長年ノルベルト・ハウグやメルセデスとはよい関係を続けているので、協力したかった」「もしものときのために彼らが僕を選んでくれたことを名誉に思う」