元F1ドライバーのティモ・グロックは、F1オーストラリアGPでウィリアムズで期待外れなF1復帰を果たしたロバート・クビサを擁護した。FF1オーストラリアGPでは8年前の大事故からカムバックを果たしたロバート・クビサの復帰は大きな話題となったが、予選ではミスを犯して最後尾となり、決勝でもチームメイトのルーキーであるジョージ・ラッセルに周回遅れにされて最下位でレースを終えた。
それにより、早くもブランクのある34歳のロバート・クビサが最高レベルのF1に挑戦することに対して、疑問の声が挙がっている。「もちろん、片手で運転するのは両手で運転するのに比べれば不利だ」とティモ・グロックは Auto Bild にコメント。「でも、タイムを注意深く見れば、彼のタイムはラッセルと遜色ないレベルだった」「自分の経験からもわかっている。あのような酷いチームで走っているときは、どこでどのように周回遅れにされて、以下にタイムを失わないかがすべてだ」ロバート・クビサは、バックマーカーのウィリアムズであっても、F1復帰したことに後悔はしていないと語る。「GT3やDTMで走る可能性もあったし、そこでならもっとストレスなくドライビングを楽しめたかもしれない。もっと良い結果を出せたと確信している」とロバート・クビサはコメント。「でも、僕がここにいるのには理由がある。厳しかったけど、僕としてはレース後は素晴らしいことを達成したように感じられた」