ティモ・グロックは、今シーズン、トヨタが初勝利に挑戦できると考えている。バーレーンGP以降、トヨタは目立ったペースを示していないが、ティモ・グロックはトヨタの開発プログラムが成果をあげて、シーズン後半にはペースを取り戻せると考えている。「初勝利について話すことには、いつも慎重だった」とティモ・グロックは語る。
「レースごとにマシンの開発に集中しなければならないと常に言ってきたし、まだその考えは変わらない。確かに、現時点ではトップ2チームのペースにわずかに及んでいないかもしれないけど、全てのレースでチャンスがある」ティモ・グロックは、トヨタは2008年から大きな進歩を遂げており、TF109はTF108に比べて予測できるクルマであると付け加えた・「僕たちは、2008年から2009年で良い進歩を遂げた。まあ、タイヤもエアロ構成も違うけど、あらゆる部分でマシンは良くなっているんだ」「より安定感があるんだ。アグレッシブにマシンを運転できるし、風を拾うこともない。去年は、マシンのコントロールを失ったときは、まったく予測ができなかった。去年すでにそれを改善していたけど、今年はさらに良くなっている」