ティモ・グロックは、マシンのパフォーマンスを大きく改善できなければ、次戦マレーシアGPで予選落ちすると危機感を募らせている。冬季テストではパフォーマンス改善に楽観的な姿勢をみせていたヴァージン・レーシングだが、開幕戦でティモ・グロックとジェローム・ダンブロシオはグリッドの最後尾を得るので精一杯だった。
2010年はレース距離を走りきれないほど燃料タンクが小さかったのに比較すると、今年はより準備ができているが、ティモ・グロックはスピード自体は落ちたと感じている。「チームの全体的な構造面では前進を遂げた」とティモ・グロックはコメント。「メカニックやエンジニアリング側の仕事は去年よりずっと良くなっている。でも、パフォーマンスは後退しているというのが僕の意見だ。「他チームは大きな進歩を果たしている。僕たちはそのような大きなステップは果たせていない。バルセロナ(テスト)ではそう思わなかった。でも、もちろん今は僕たちがいるべき場所にいないのは明らかだ。チームは特定の状況について考えなければならないし、より近づくために変化をもたらさなければならない。このような状態を続けることはできない。不可能だ」ヴァージン・レーシングは、オーストラリアGPで予選落ちしたヒスパニア・レーシングの2台にあと少しで加わるところだった。ティモ・グロックは、その状況がマレーシアでも繰り返されるかもしれないと懸念している。「間違いないだろう。ある地点で僕たちは105%だった。なので、マージンは少ししかなかったと思う。でも、他がソフトタイヤを履いてQ1に挑んだら、僕たちは困ったことになるだろう」「マシンのバランスはそれほど悪くはない。単純にダウンフォースが十分ではないし、チームのみんなはそのことを理解しなければならない」ヴァージン・レーシングは、設計において風洞を使わずにCFDを利用することで注目を集めているが、ティモ・グロックは、そのことが開発に悪い影響を及ぼしているかもしれないと認めた。「そうかもしれないね。僕たちは今、それらのことを考えていかなければならない。他チームもCFDを使っているけど、風洞と合わせて使っている。僕たちはその点に帰着して、再考していかなければならない」
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