ピレリは、2020年のF1世界選手権 第11戦 F1アイフェルGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。今週、ピレリは7年ぶりのF1開催となるニュルブルクリンクにC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)というコンパウドを持ち込んでいる。決勝ではハードとミディアムのどちらか1セットを使用しなければならない。
ピレリによると、F1アイフェルGPでの最速の戦略はソフト-ミディアムとつなぐ1ストップ。この場合でのソフトのウインドウは25周となる。2番目に最速の戦略はソフト-ミディアムーソフトとつなぐの2ストップ。この場合はソフトは19周、ミディアムで22周がウインドウとなる。F1アイフェルGPではQ2を突破した全車がソフトタイヤでタイムを記録したため、ドライの場合はトップ10ドライバーはソフトスタートとなる。マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)「ついにニュルブルクリンクでいくつかのアクションが見られ、ドライバーはわずか1時間の準備で予選に向かった。F1は2013年以来ここでレースを行っていないため、結果として、明日のグランプリに向けて多くの疑問符がある。チームは進めていくためのデータがほとんどない。戦略だけでなく、疑問符の1つは天候だ。明日はさらに寒く、ウエットになる可能性がある。ドライままの場合、グリッドのトップ10の全車がソフトでスタートする。それによって1つの変数が削除されるが、その後に何が起こるかはまだわからない。このような非常に低い気温では、予想どおり午前中に軽いグレイニングが見られましたが、路面に多くのゴムが乗り、マシンのセットアップが調整されるにつれて状況は改善した。明日はタイヤのケアは依然として重要であり、不確実な天候により、非常に予測不可能なグランプリになるはずだ」
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