ジョージ・ラッセル(メルセデス)は、2026年F1カナダGPで首位を走行しながら突如マシンを止める痛恨のリタイアを喫した。チームメイトのアンドレア・キミ・アントネッリと約30周にわたって激しい首位争いを繰り広げていたラッセルだったが、29周目にターン8〜9区間でマシンが突然ストップ。電源系統が完全に失われるトラブルに見舞われた。
「すべてが突然シャットダウンした」レース後、ラッセルは突然のトラブルについて率直な心境を明かした。「すべてが突然シャットダウンした」とジョージ・ラッセルはSky Sportsにコメント。「コーナーに入った瞬間、エンジンが止まって、電子系統も全部失われた。ブレーキもまともに効かなかった。正直、言葉を失っている」「これ以上あまり言うことはない」今回のリタイアにより、ラッセルはランキング首位アントネッリとの差を43ポイントに広げられる結果となった。「今は彼のタイトルだと思う」カナダではスプリント優勝とポールポジション獲得によって流れを引き戻しつつあったラッセル。しかし、アントネッリの4連勝によってタイトル争いの主導権は完全に移ったと認めた。「今は彼のタイトルだと思う」とラッセルは語った。「彼はすごく大きなポイント差を築いているし、神々が僕をこの戦いに加えたくないみたいに感じる」「日本ではセーフティカーのタイミング、中国のQ3ではポール争い中にトラブル、そして今日は首位走行中にマシンが止まった」一方で、ラッセルは精神的には吹っ切れた部分もあると明かしている。「もうプレッシャーはない。毎レースを楽しみながら、毎回勝利を目指すだけだ。僕には失うものはない」「もちろん悔しいし、本当はその戦いの中にいたい。でも、いつか流れが変わってくれることを願っている」アントネッリとの激闘に自信レース序盤、メルセデス勢は激しい首位争いを展開。接触寸前の場面もあり、チーム首脳陣から両ドライバーへ警告が飛ぶ場面もあった。それでもラッセルは、バトル自体は完全にコントロールできていたと強調した。「僕たちはどうレースをするべきか理解しているし、両者とも完全にコントロールできていたと思う」「個人的には本当に楽しかった。このサーキットでは1秒以上の差を築くのが本当に難しかった」「スリップストリーム込みで1周あたりコンマ6秒くらいゲインできていたから、後続を引き離すのは非常に難しかった」「オーバーテイクモードやブーストの仕組みは機能しているし、それは良いことだ」
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