ジョージ・ラッセルは、マックス・フェルスタッペンがF1での選択肢を検討するため2026年に1年間の休養を取ると決めたとしても「まったく驚かない」と語った。マックス・フェルスタッペンのF1での将来は、特にレッドブルのコース外騒動を受けて、今年初めから話題となっている。フェルスタッペンはメルセデスへの移籍が噂されており、トト・ヴォルフもフェルスタッペンに興味を持っていることを公言している。
フェルスタッペンは2028年までレッドブルと契約を結んでいるが、契約にはいくつかの離脱条項が含まれていると考えられている。もう1つの考慮すべき要素は、2026年に導入される新ルールだ。このルールで、レッドブルは初めて自社製エンジンを投入することになる。ルイス・ハミルトンがフェラーリへの電撃移籍を決めたため、メルセデスはまだ2025年にラッセルと組むドライバーを決めかねている。ラッセルは、メルセデスがF1のトップドライバーと契約できれば、フェルスタッペンとのパートナーシップに前向きな姿勢を見せているが、3度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンが休養を取る可能性を示唆した。「マックスと一緒に走ることにはためらいはない」とラッセルはDaily Mailに語った。「彼が僕たちと一緒に走ることにもためらいはない」「僕にとってメルセデスに加入することは、統計的に見て史上最高のドライバーと予選でもレースでも戦うという最大のチャレンジだったけど、僕は彼に対抗するパフォーマンスを発揮した。それが僕にできるすべてだった」「マックスは2026年に1年間休んで、どのチームが最強か見極めることができる。彼がそうしてもまったく驚かない。覚えておいてほしいのは、2026年は宝くじのようなものだということ。だから、何が起こるか本当に分からない」ジョージ・ラッセルは昨年半ばにメルセデスと複数年契約を結び、遅くとも2025年末までチームにとどまることになった。ラッセルが2022年にメルセデスに加入して以来、メルセデスの競争力は残念ながら急落しているが、イギリス人ドライバーは依然としてブラックリーのチームに「忠誠心」を持ち続けている。「僕は忠実な男であり、メルセデスにはチャンスを与えてもらった。でも、僕はワールドチャンピオンになりたい。今はまだその域に達していない」とラッセルは付け加えた。「でも、1年前はマクラーレンが最も遅いチームだったけど、今では最速のチームだ」