ジョージ・ラッセルは、2020年のF1世界選手権 第16戦 F1サヒールGPに向けてメルセデスF1のマシン『W11』でシート合わせを完了させたことを報告した。メルセデスF1は12月2日(水)、新型コロナウイリスに感染して欠場を余儀なくされたルイス・ハミルトンの代役として、同チームの契約ドライバーであり、今年ウィリアムズF1から参戦しているジョージ・ラッセルを起用することを発表した。
2017年にGP3、2018年にF2でチャンピオンを獲得して2019年にF1デビューを果たしたジョージ・ラッセルは、これまでの全ての予選でチームメイトに負けたことがなく、今季は7回の予選Q2を果たし、決して競争力の高くないウィリアムズのF1マシンで印象的なパフォーマンスを披露している。代役として発表された後、ジョージ・ラッセルは早速メルセデスに合流。今季のチャンピオンマシンである『W11』でシート合わせを完了させた。メルセデスF1での代役発表後。メルセデスの黒いレーシングスーツに身を包んだジョージ・ラッセルは「毎年F1チームのためにドライブできる幸運な人はごくわずかだ。僕は2チームで走る機会を得ようとしている。この機会を与えてくれたウィリアムズとメルセデスF1チームに本当に感謝している」とSNSに投稿している。また、ウィリアムズF1のプレスリリースでは以下のように語っている。「まず、この機会を与えてくれたウィリアムズの皆さんに心から感謝している。今週末は別のレーシングスーツを着ているかもしれないけど、僕はウィリアムズのドライバーであり、あらゆる段階でチームを応援している」とジョージ・ラッセルはコメント。「僕はこの機会をグリッドで最高のチームから学び、ウィリアムズをグリッドのさらに上に押し上げるために、さらに多くのエネルギーと経験を重ね、改善されたドライバーとして戻ってくる絶好のチャンスだと思っている」「僕を信頼してくれたメルセデスにも心から感謝している。当然ながら、誰もルイスの代りにはなれないけど、マシンに乗った瞬間から彼が不在のチームのために全力を尽くす。最も重要なことは、僕は彼が迅速に回復することを願っていることだ。この機会を本当に楽しみにしているし、今週コースに出るのが待ち切れない」メルセデスF1のチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、初めて育成ドライバーをワークスチームのマシンで競争させることは小さなマイルストーンだと語り、ジョージ・ラッセルがメルセデスW11で強力なパフォーマンスを発揮してくれることを期待していると語る。「何よりもまず、ジョージが今週末にメルセデスのためにレースをすることを可能にしてくれた忠実なパートナーであるウィリアムズの協力とオープンマインドに感謝したい。ウィリアムズF1との会話は前向きで実用的であり、それが合意に達するための重要な要素だった」とトト・ヴォルフはコメント。「ジョージがウィリアムズからW11に移行するのは簡単な作業ではないが、彼はレースをする準備ができており、2020年のタイヤとこの世代のマシンのパフォーマンスを詳細に理解している。今年、ジョージはウィリアムズがグリッドを駆け上がることに重要な役割を果たし、印象的なフォームを見せた。彼の厳しいリファレンスとなるバルテリと一緒に、彼が力強いパフォーマンスを発揮してくれると私は楽観視している」「今回のレースは、初めてジュニアプログラムのメンバーがメルセデスのワークスチームで競争するのを見ることになり、我々にとって小さなマイルストーンとなるだろう。我々には今週末にやるべき仕事がある。我々のスポーツ活動の完全な焦点であるチームとしてポイントスコアを最大化するためにバルテリとジョージを支えていく。だが、もちろん、我々の考えはルイスにも向けられている。我々は、彼の自己隔離の期間中に迅速な回復を果たせるようにできる限り彼をサポートしていく」
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