マニクールの新しい責任者は、マニクール・サーキットがF1カレンダーに復帰する可能性があると考えている。マニクール、そしてF1フランスGPは、2008年シーズンを最後にF1から姿を消し、代替会場でフランスGPを復活させようという試みもこれまでのところ失敗している。バーニー・エクレストンがマニクールを批判する理由のひとつは、フランス中部の田園地方にあるため、パリからの交通の便が悪いということだった。
しかし Auto Hebdo によると、マニクールのセルジュ・ソルニエ会長は、改良によって観戦者はまもなく「パリから直接サーキッに来れるようになる」と語っているという。ソルニエは、1980年代から2006年までレーシングチームを所有・運営した後、プジョースポールの責任者を務め、今年初めにマニクールの会長に就任した。「フランスが近い将来カレンダーに復活するならマニクールしかない」と述べた。「F1のフランス復帰の鍵はプロモーションだ。適切なレベルの価格にするよう再交渉が必要だ」とソニエルは語る。「国や地方自治体は、損失を補てんするために500万〜600万ユーロ(訳5億5,000万〜6億6000万円)も出してくれることはないだろう」「グランプリ復活のチャンスがあるとすれば、カナダGPのように手ごろな料金で開催できるような交渉をする必要がある」「焦らず、慎重に取り組んでいくつもりだ」
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