2010年シーズンのF1は、2009年のレギュレーションが継続されることになったが、給油禁止は導入されるようだ。FOTAとFIAとの和平協定の一部として、予算制限を含む2010年レギュレーション案は廃止となり、来年も2009年レギュレーションが継続されることになった。それにより、給油禁止などF1チームの間で合意されていた変更も一旦白紙に戻った。
ただし、現在FOTAでは2010年レギュレーションの変更に必要な作業が行われており、給油禁止は間違いなく議題として取り上げられることが予想されている。FOTAの情報源は情報源は「満場一致を必要とするいくつかの改正があるだろう。給油やその他いくつかの点に関してであり、今後数週間以内には完了するだろう」としている。燃料給油補給の輸送には多額のコストがかかり、また戦略の要素がレーシングの改善にほとんど寄与しないため、チームは給油禁止を推進している。2010年のF1は、給油禁止のほか、KERSの廃止、ポイントシステムの変更などが導入されるとみられている。