FOTA加入のF1チームは、今年でF1撤退を決めた場合、カルメロ・エスペレータを頼るかもしれない。カルメロ・エスペレータは、二輪界のF1ともいえるMotoGPの商業権保有者であるドルナ・スポーツのCEOを務める。ドルナ・スポーツは1998年にF1の現在のオーナーであるCVCに買収されたが、現在は自らのマネジメントで経営されている。
ドルナ・スポーツは、規則作成権を国際モーターサイクリズム連盟(FIM)からモーターサイクルスポーツ製造者協会(MSMA)に移したことで高い評価を得ている。FOTAはすでにカルメロ・エスペレータと接触しており、彼も喜んで離脱シリーズの指揮を執るとつもりだとされている。FIAが2010年のエントリーリストを6月12日(金)に公表するが、FOTAは加盟チームのエントリーが統一して扱われることを要求している。すなわり、FOTAの8チームが1つのグループとして受け入れられるか、拒絶されるかのどちらかということになる。
全文を読む