トゥルーリ・フォーミュラEチームは、パワートレインの配達に問題があり、北京でのフォーミュラE開幕戦を欠場することになった。トゥルーリは、プレシーズンで1周もラップタイムを記録できないという壊滅的な状況だったが、自身のテクロノジーを使用することに固執。問題解決に多くの時間を割くために、中国にパワートレインを輸送することを選んでいた。
トゥルーリは、荷物は月曜日に中国に到着しており、許可を得ていたにも関わらず、集荷することができなかったと主張した。それにより、Motomatica JT-01sは規約で定められた金曜日の午後3時の車検に間に合わなかったが、FIAは午後8時まで最終期限を延長すること認めていた。だが、トゥルーリはそれにも間に合わず、開幕戦のエントリーシストから外された。「明日のレースに参加できないことを発表することを大変申し訳なく思う。エンジンとインバーターがまだ北京の税関にあり、今日の車検までクルマを仕上げることが不可能となり、残念ながら、明日のレースには参加できない」とチーム代表のルーチョ・カヴートは述べた。「車検の最終期限をギリギリまで延長してくれたFIAマーシャルに感謝したい」「また、ここ数日、一緒に中国の税関で手伝ってくれたFEHとNEXTEVチームのサポートにも感謝したい」「これから我々は、税関で我々のエンジンとインバーターを取り扱い、チームの残りの荷物と一緒にマレーシアに輸送してくれるようDHLモータースポーツに問い合わせるつもりだ」「今、我々はプトラジャヤに集中しているし、このような事件が二度と起こらないようにしたい」