テレビ朝日は、フォーミュラEの放送権を獲得したことを発表した。テレビ朝日は29日(金)、本社1 階アトリウムで会見し、2014年9月に開幕する電気自動車による新しいモータースポーツ「FIAフォーミュラE選手権」の放送権を獲得したことを発表した。会見には、フォーミュラEの開発ドライバーに就任した佐藤琢磨も出席。フォーミュラEの魅力について「電気自動車のレースは史上初めてで、環境の点からも PR 効果がある」と述べた。
また、テレビ朝日 代表取締役社 長早河洋は、「次の時代のモータースポーツの中心になる」と放送にかける意気込みを語った。テレビ朝日は、このフォーミュラEを地上波・BS・CSの三波を使った総合編成で、公式練習から予選・決勝までをフルカバーする。日本からはF1で世界を舞台に活躍した鈴木亜久里率いるチーム「スーパーアグリ・フォーミュラE」の参戦も決定しており、日本のチームが初代の栄冠を目指し、奮闘する姿を余すところなく伝える。また、実際のレースとリアルタイムに連動したゲームやソーシャルネットワークと連動した加速システムなど、テレビ放送と連動したこれまでにない取り組みも多数予定されている。早河洋 (テレビ朝日 代表取締役社長)「テレビ朝日は来年4月1日にテレビ朝日ホールディングスとなります。つまり地上波、BS、CS の三波一体となってコンテンツ開発、またはコンテンツの調達をしていく会社になるわけです。その三波一体運用の目玉にふさわしいものはないか、と思っていました。フォーミュラEは次世代の放送にマッチする、というところに興味がわきました。次の時代のモータースポーツの中心になるであろう、大変興味深いイベントになると思います。このイベントが大きく成長することを祈っております」佐藤琢磨 (フォーミュラE開発ドライバー)「電気自動車のレースは史上初めてですから、環境の点からもPR効果があると思います。そんな先進性に目を向けた企業や、既存のレーシングチーム、そして全く新しい分野からのチームも参戦を予定しています。そういう意味では、一般メディアを含めて高い注目を集めています。このような形で日本のモータースポーツファンの皆様だけではなく、あまり自動車レースを見たことがない方々にもテレビ朝日さんのおかげで全戦生中継という素晴らしい環境が整うことは、僕自身も楽しみにしています。次世代マルチメディアを使った参加型レースも面白いと思います。そこで新しいファンを獲得して、その形式がほかのレースにも波及するのではと期待しています。一般に市街地コースは難易度が高く、エキサイティングなレース展開が繰り広げられます。またアクセスが容易なことからも、多くのファンに直接、迫力あるレースに触れてもらえることができるのではと思います。フォーミュラEでは、モーター動力により、コーナーの出口から高い瞬発力を示すことができるので、これまでのレースとは違った追い抜きが見られるかもしれません」アレハンロド・アガグ (フォーミュラEホールディングス CEO)「私たちは、モータースポーツの市場並びに自動車産業に多大なる影響力を持つ日本でテレビ朝日とFIAフォーミュラE選手権のパートナーシップを発表できることを大変嬉しく思います。地上波、BS、CS の 3 波を使った総合編成ですべての試合を放送することを通じて、より多くの視聴者にフォーミュラ E の興奮を届けられると同時に、我々のパートナーやチームにとっても、フォーミュラEの価値をさらに高めることができると思います」
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