ジャガーは、2017/2018シーズンのフォーミュラEで初代チャンピオンのネルソン・ピケJr.を起用することを発表。チームメイトとしてミッチ・エバンスが残留する。ネルソン・ピケJr.は、フォーミュラE初年度の2014/2015にチャイナ・レーシングでチャンピオンを獲得したが、それ以降、トップ10内でシーズンを終えることができていなかった。
ネルソン・ピケJr.は、アダム・キャロルに代わって、2年目のジャガーのドライバーを務める。ネルソン・ピケJr.は、2015/2016シーズンにチャイナ・レーシングからネクストEVへと名称を変えたチームに残留していたが、重量が重く、パフォーマンスの低いモータートレインに苦戦。2016/2017シーズンは、開幕戦こそポールポジションを獲得したものの、表彰台に上がることができておらず、チーム移籍を求めていた。ネルソン・ピケJr.は「パナソニック・ジャガー・レーシングに加入できることは素晴らしい名誉だ」とコメント。「ジャガーにはモータースポーツにおける素晴らしい歴史があり、チームの一員になることは刺激的な時間だ。彼らのエレクトリックモータースポーツへのコミットメントは刺激的であり、チームと仕事をするのを楽しみにしている」ジャガーのチームディレクターを務めるジェームズ・バークレーは「シーズン4でネルソンが加入することにとても興奮している」とコメント。「ミッチはルーキーシーズンで予選とレースで素晴らしいパフォーマンスを発揮し、活躍したドライバーのひとりだ」「新しいドライバーラインナップにより、我々は定期的にポイントを争うグリッドの強力なチャレンジャーになることを目指している」「我々はシーズン3から多くのことを学んできたし、チームはオフシーズンを通して新しいジャガー I-TYPE2の設計と開発に集中し、懸命に作業をしている」ジャガーは、チームランキングで最下位となる10位だったが、27ポイントのうちミッチ・エバンスが22ポイントを獲得している。「素晴らしいシーズンだったし、シーズン4もパナソニック・ジャガー・レーシングで続けられるのは素晴らしいことだ」とミッチ・エバンスはコメント。「チームとして、僕たちは正しい方向に進んでるし、香港でのキックオフが待ち切れない」また、ジャガーは、ホーピン・タンがリザーブドライバーを務めることを合わせて発表した。
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