フォーミュラEは22日、ロサンゼルスのストリートでデモ走行を実施した。ロサンゼルスは、2014年に初シーズンを迎えるフォーミュラEの8つの開催都市のひとつ。他にロンドン、ローマ、マイアミ、北京、プトラジャヤ、ブエノスアイレス、リオデジャネイロが開催リストとしてFIAに提出されている。
2014年は10戦が予定されているが、最終的な2つの開催地はまだ発表されていない。デモ走行は、元F1ドライバーでフォーミュラEのテストドライバーを務めるルーカス・ディ・グラッシが担当。アメリカの星条旗が掲載されたマシンでストリートを走った。ロサンゼルスのアントニオ・ビヤライゴーサ市長は、フォーミュラEは、電気自動車とテクノロジーへの重要性を示すものだと述べた。「ここでフォーミュラE選手権のレースを開催することで、我々は電気自動車とその利点を意識させるリーダーとして我々の立場を確実にします」とアントニオ・ビヤライゴーサ市長はコメント。「選手権のレース開催地としてロサンゼルスが選ばれたことにより、フォーミュラEホールディングスは、我々の都市の電気自動車インフラのプログラムへの世界的な注目をもたらし、我々の都市の観光収益を増加させてくれるだろう」フォーミュラEホールディングスのアレハンロド・アガグCEOは「“ロサンゼルス”という象徴的なランドマークは、フォーミュラEの興奮をもたらすためのパーフェクトな背景を提供しつつ、人々に電気自動車を個人的に利用してもようという気にさせてくれるものだ」と述べた。