フォーミュラE 第8戦 パリePrixの決勝が4月27日(土)に行われ、ロビン・フラインス(ヴァージン)が初優勝を挙げた。パリ市中心に特設されるコースは、ナポレオンの棺が置かれている歴史的建造物の1つ、アンヴァリッド(旧軍病院)を周回するレイアウトで、最も景観の素晴らしいコースの1つと言われている。ピットレーンはマレシャル・ガリエニ通りに設置される。
予選1番手だったパスカル・ウェーレイン(マヒンドラ)がタイヤ圧違反によって失格となり、オリバー・ローランドがポールポジションからスタート。セーフティカー先導のもとでレースはスタートもローランドが単独クラッシュ。チームメイトのセバスチャン・ブエミが首位に浮上する。だが、そのブエミもテクニカルトラブルによってスローダウンしてピットイン。ロビン・フラインスがトップに立つ。その後、雨脚が強くなり、クラッシュが多発してフルコースイエローが出るなか、ロビン・フラインスはトップを死守。フォーミュラE初勝利を挙げた。これで開幕から8戦で8人目のウィナーとなった。2位にはアンドレ・ロッテラー(テチーター)、3位にはダニエル・アプト(アウディ)が続いた。


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