ヴァージン・グループの創設者であるリチャード・ブランソンは、フォーミュラEは今後10年でF1に代わってモータースポーツの主要なシリーズになる道を進んでいると語る。リチャード・ブランソン(67歳)は、2010年と2011年にヴァージン・レーシングとしてF1に参戦したが成功を収めることはできなかった。現在は、フォーミュラEの上位チームであるDSヴァージン・レーシングのオーナーを務めている。
リチャード・ブランソンは、フォーミュラEに未来を信じており、再生可能エネルギーの到来と完全な電気自動車でのレースシリーズの哲学は完璧に結びついていると考えていると語る。「フォーミュラEは、気候変動のような物事に対する意識を高めるために多くのことを成し遂げてきた」とリチャード・ブランドンは The Post にコメント。「我々は気候変動のようなことに取り組むためにレースファンから政府の人々までに刺激を与えられるポジションにいる。実際、チームはパリ協定の目標を達成するイニシアチブを加速するためにフォーミュラEを使用したいと考えている」「フォーミュラEは電気自動車の技術進歩の光を照らす素晴らしいプラットフォームだ。電気自動車が遅くて退屈なものではないということを世界に示すだけでなく、クールで楽しい。そして、持続可能だ」フォーミュラEは、急成長しているものの、まだ設立から数年であり、ストリートレースにかかる物流に関連するコストが高いためにその存在を疑問視している都市もある。最近では、最終戦としてダブルヘッダーでレース開催を予定していたモントリオールが、財政的負担を理由に撤退を表明している。リチャード・ブランソンは、フォーミュラEにいばらの道が待ち受けていることを認めるが、政府がシリーズに相応しいサポートを提供すれば、最終的にフォーミュラEは普及すると考えている。「非常にエキサイティングなことだ。急速に成長を遂げており、毎シーズン、当たらなイニシアチブをもたらしている」とリチャード・ブランソンはコメント。「今後10年間でF1が現在の方法を続けていければ、フォーミュラEはF1を追い越すと予測したい。世界はクリーンなクルマによって動かされるべきであり、そうあるべきだ。我々全員がダーティなクルマから自分たちを断ち切ろうとしている。そして、フォーミュラEはそれを導くことができる」「政府がそれを支援することが非常に重要だ。勝利することもあれば、負けることもあるかもしれない。だが、多くの都市がフォーミュラEの重要性を認識している」
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