俳優のレオナルド・ディカプリオが、ヴェンチュリー・オートモーティブとともにフォーミュラEチーム“ヴェンチュリー・グランプリ”を設立し、2014年のフォーミュラEに参戦することが発表された。モナコに拠点を置くヴェンチュリー・グランプリ・フォーミュラEチーム(Venturi Grand Prix Formula E Team)は、レオナルド・ディカプリオとヴェンチュリー・オートモーティブの創始者ギルド・パランカ・パストールによって共同創立された。
「我々の地球の将来は、燃料効率の良い、クリーンエネルギーの車両を含め、我々の能力に依存している」とレオナルド・ディカプリオはコメント。「ヴェンチュリー・グランプリは、環境に優しいレーシングチームをつくるという彼らの決定において素晴らしい先見性を示している。僕は、この努力の一員であることを嬉しく思う」ヴェンチュリーのギルド・パランカ・パストール代表は「ヴェンチュリーは、10年以上にわたり高性能電気車両のパイオニアだった。フォーミュラEは、世界中で競争するだけでなく、モータースポーツを通じて我々の先進技術を改善するための素晴らしい機会を与えてくれる」とコメント。「また、クリーンモビリティ、電気推進力とエネルギー効率最適化のフィールドのイノベーションにおけるヴェンチュリーの価値をシェアするプロジェクトとともに、新しいレーシングプログラムの一員になるチャンスを与えてくれる。ヴェンチュリー・グランプリの発表により、2014年に初年度を迎えるフォーミュラEに参戦する10チームが揃った。フォーミュラEホールディングスのアレハンロド・アガグCEOが「ヴェンチュリー・グランプリチームをFIA フォーミュラE選手権の10番目、そして最後のチームとして迎え入れることは名誉であり、喜びだ」とコメント。「ギルドは、エレクトリックレーシングの先駆者だ。ソルトレークの砂漠から南極大陸まで、彼の情熱とヴィジョンは電気自動車で成し遂げられる技術的なバリアを推し進めている。だが、この冒険はギルド一人ではない。世界的な企業家であるフランチェスコ・コスタとバート・ヘダヤが、チームに素晴らしい経験とエネルギーをもたらす」「もちろん、レオナルド・ディカプリオには我々の選手権への非常に特別な歓迎を与えたい。彼以上に世界中にサスティナブルというメッセージを広げる助けになる環境リーダーはいない。彼や世界的な環境大使であるリチャード・ブランソンのような人々は、我々の選手権にとって特権であり、我々の地球の都市での電気自動車の利用を広げるために大きな助けになるだろう」関連:フォーミュラEとは
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