フォーミュラEは、2014年の初シーズンで使用するマシン「Spark-Renault SRT_01E」をフランクフルト・モーターショーで初披露した。発表会には、フォーミュラEホールディングスのアレハンロド・アガグCEOとFIA会長ジャン・トッドが出席し、実際のレース使用のマシンのアンベールを行った。SRT_01Eは、ARTのフレデリック・バスールが率いるスパークス・レーシング・テクノロジーによって開発・製造。
シャシーはダラーラ、パワートレインはマクラーレン・エリクトリック・システム、バッテリーはウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリング、ギアボックスはヒューランドが供給する。SRT_01Eは、ミシュラン製の18インチタイヤを装着する。アレハンロド・アガグは「フォーミュラEにとって素晴らしい日だ」とコメント。「一年前、我々は世界初のゼロエミッション・チャンピオンシップという考えが浮かんだ。今日、我々はそれを現実にするための大きな一歩を踏み出した」ジャン・トッドは「非常に嬉しく思っている。我々は、このチャンピオンシップが将来のためにどれくらい重要かをわかっている。我々にはこのプロジェクトを信じる人々がいる」フォーミュラEは、ロンドンを含む10都市で開催を予定しており、2014年9月にキックオフする予定となっている。