アンドレッティ・スポーツは、フォーミュラEプログラムのために元F1会社のワース・リサーチと提携したことを発表した。マイケル・アンドレッティのチームとニック・ワースの会社は、以前にスポーツカーレースで提携しており、2007-2008年にアメリカン・ルマン・シリーズでアンドレッティ・グリーンがワースが設計したアキュラLMP2カーを走らせていた。
また、ワースは2000年代中盤にアンドレッティのインディカーの技術サポートを担当していた。「来るフォーミュラEシーズンン、そして我々のフォーミュラEエンジニアリングサービスの全てに関してワース・リサーチとパートナーを組むことについてこれ以上の興奮はない」とアンドレッティはコメント。「我々はワースの専門知識を補うマネジメントとドライバーの強力なチームを結成しており、成功した初シーズンを楽しみにしている。ニック・ワースは、1990年代にシムテックF1チームを運営。ベネトンでは技術責任者を務め、最近では彼の会社はヴァージン/マルシャのF1カーの責任を担っていた。「安全と関連するテクノロジー、スポーツ、環境問題は、我々両社にとって非常に重要だ」とニック・ワースはコメント。「このチャンピオンシップのエンジニアリングのチャレンジは独特だ。例えば、ドライバーがコントロールするエネルギー回生や“プッシュ・トゥ・パス”パワーブーストなど、クルマの特徴を最大限に活用することは興味深いチャレンジだ」