旧フォース・インディアは、2019年のF1世界選手権でレーシングポイントへとチーム名を変更することをFIA(国際自動車連盟)から承認されたようだ。RaceFans は、先週の木曜日にF1コミッションが2019年のF1世界選手権に参戦する10チームのうち2チームについてチーム名の変更を正式に承認したと報道。
F1コミッションは、フォース・インディアのチーム名とシャシー名をレーシングポイントに変更することに関して4日間の電子投票プロセスを実施。反対票は2票入ったが、賛成に22票が入り、過半数で変更を承認したという。2チームのうちのひとつは、翌日の金曜日にアルファロメオ・レーシングへとチーム名を変更したザウバーであり、この報道は信憑性が高い。2019年にはザウバーとフォース・インディアの名前がF1グリッドから消えることになる。フォース・インディアは、昨年夏に財政難によって破算管理下に入り、ローレンス・ストロール率いるコンソーシアムが買収。F1ベルギーGPからレーシングポイント・フォースインディアとして0ポイントから再スタートしていたが、元オーナーのビジェイ・マリヤとの関連性はまったくなくなっていた。昨年12月にFIAが公表した2019年のF1エントリーリストではフォース・インディアはレーシングポイントにリブランディグされていたが、チームプリンシパルを務めるオトマー・サフナウアーは、新しい名称は申請時の仮のものであり、新シーズン前に最終的な決定を明らかにすると述べていた。RaceFans によると、チームはかつてF1に参戦したチーム名を引き継ぐことを含めて交渉したが失敗に終わったとしており、そのひとつがローラだったと報じている。ロータは、1962年からシャシーコンストラクターとしてF1活動を行い、1997年に自社参戦を果たしたマスターカードが支援を撤退したことでわずか2戦でF1から撤退している。レーシングポイントは、2月13日にカナダ国際モーターショーで発表会を開催。新しいチーム名、シャシー名を正式発表し、2019年のF1マシンに採用する新しいカラーリングをお披露目するとされている。報道によると、オンラインスポーツ賭博企業のスポートペサ(SportPesa)がタイトルスポンサーに就任し、マシンカラーリングには大口スポンサのBWTのピンクに加えて、スポートペサのブルーが加えられるとされている。レーシング・ポイントは、セルジオ・ペレスとランス・ストロールというドライバーラインナップで2019年シーズンを戦う。
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