フォース・インディアは、チームが救済したことでマシンの開発作業を再開した。財政難に陥っていたフォース・インディアは、F1ハンガリーGPの週末に破算管財人の管理下に入っていたが、ローレンス・ストロールが率いるコンソーシアムが買収したことで、チームの将来は確保された。
フォース・インディアの最高執行責任者(COO)を務めるオトマー・サフナウアーは、アップグレードを持ち込むための新たなターゲットを設定。スパに向けてマシンを準備しているが、それがモンツァまでかかることも承知していると語る。オトマー・サフナウアーは「いくつかのコンポーネントは保留になっていたしい、サプライヤーは休暇中に仕事はしないのでどこで得られるかはわからない」とコメント。「なので、スパまでには数日しかないだろう。だが、スパ前が無理ならば、モンツァ前になるだろう」フォース・インディアは、チーム名を継続してピンクのカラーリングのまま走るかどうかはわからないが、オトマー・サフナウアーはすでに2019年マシンに取り組んでいることを認める。「資金調達が必要なのは間違いないことだし、それができなければうまくいかない」とオトマー・サフナウアーはコメント。「我々はサプライヤーへの支払いを開始し、今年のアップデート、そして、来年のマシンのために必要なマテリアルを購入しなければならない」現在フォース・インディアは、コンストラクターズ選手権で4位のルノーから33ポイント、5位のハースから7ポイント差の6位につけている。