フォース・インディアは26日、バルセロナでテスト2日目を迎えた。フォース・インディアはシルバーストンに戻り、2週間後に控えたオーストラリアでの開幕戦に向けた最終調整を行う。カルロ・フィジケラとヴィタントニオ・リウッツィが2台のVJM01で作業を行い、力強い進歩をみせた。フィジケラは、1分22秒516で6番手。5番手のフェリペ・マッサとは0.03秒差という競争力のあるタイムを記録した。リウッツィも1分22秒942で10番手に入った。
両ドライバーは、午前中はセットアップ作業、午後は予選とレースシミュレーションを行った。特に問題なく走行を行い、フィジケラは102周、リウッツィは89周を走破した。明日は、エイドリアン・スーティルとフィジケラが作業を行う。ジャンカルロ・フィジケラ「良い一日だったね。100周以上走行し、すべてスケジュール通りだった。最初はフロントがロックしたが、何か問題かを理解し、マシンは正常に戻った。最終的にはマシンは快適だったし、ラップタイムの改善は自信になった。新しいパッケージには満足している。もっとダウンフォースと安定感があった方がいいが、まだ最初のレースに向け多くのことをするし、かなり励みになったよ」ヴィタントニオ・リウッツィ「今日はとてもよいテストだった。マシンは問題なく多くの距離を走行した。昨日よりもずっと良くなっているよ。昨年のマシンから進歩している。我々は今、細かなディテールを調整している。予選とレースのシミュレーションのために、ロングランとショートランの両方を行い、とても満足しているよ。まだやることはあるけど、確実に良い方向に向かっている。エンジニアは大きな仕事をしたね。僕もジャンカルロのどちらの作業でも信頼性に問題はなく、とても競争力のある一日だった」マイク・ガスコイン (チーフ・テクニカル・オフィサー)「今日のテストも生産的な一日となった。信頼性に問題はなく、赤旗中断があったにもかかわらず、全てのプログラムを行うことができた。両ドライバーは午前中はセットアップ作業、午後はピットストップ練習を含めたレース距離を走行した。2台のマシンはとても良くなっており、良い一日となった。トニオの2日間のテストに感謝している。我々は新しいパーケージにより着実に進歩しており、これまでの結果にはとても満足している」
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