フォース・インディアの最高執行責任者オトマー・サフナウアーは、ルノーとフェラーリが圧倒的な強さをみせるメルセデスのV6パワーユニットのコンセプトをコピーすると確信している。メルセデスの“パワーユニット”を搭載する4チームは、ここまでコンストラターズ選手権のトップ6に入るなど、メルセデスが設計した新世代F1エンジンは2014年ここまでのシーズンを支配している。
F1では、エンジン開発が“凍結”されているが、それでもメーカーは来年にむけてパワーユニット全体で最大48%という相当な修正を施すことができる。メルセデスはライバルから“コピーされる”と考えているかと質問されたオトマー・サフナウアーは「そう思う」と同意した。「他のパワーユニットの戦略的な方向性はわからないが、F1の全員が他がやっていることに目を向けていると確信しているし、彼らがそこに何かがあると信じれば、彼らはそれを逃していると考える。今、彼らはそれをわかっている。それが我々の産業のやり方だ」しかし、オトマー・サフナウアーは、F1が純粋な“エンジンフォーミュラ”になったというのはあまりに単純すぎると述べた。「勝つためには全てを手に入れなければならない」とオトマー・サフナウアーはコメント。「メルセデスを見てみよう。彼らのクルマはルノーやフェラーリを搭載していても十分に勝てると思う」「今年はエンジンフォーミュラか? エンジンが完全に当節されていた過去よりは少しそうなっているかもしれない」「だが、完全なエンジンフォーミュラか? とんでもない」
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