フォース・インディアは、2013年のドライバーとしてエイドリアン・スーティルを起用することを正式発表した。フォース・インディアの2つ目のシートに関しては、エイドリアン・スーティルとジュール・ビアンキが争っているとされていたが、フォース・インディアは28日(木)、ポール・ディ・レスタのチームメイトとしてエイドリアン・スーティルを起用することを発表。
エイドリアン・スーティルは、2011年中国GP後に上海のナイトクラブで起きた暴行事件で有罪判決を受け、1年間F1から遠ざかっていたが、再びF1に復帰することになった。エイドリアン・スーティルは、2006年にミッドランドのサードドライバーに就任。2007年にチームを買収したスパイカーでF1デビューを果たし、その後チームを買収したフォース・インディアで73戦を戦っている。ビジェイ・マリヤ (チーム代表)「ドライバーラインアップに関する決定は簡単なものではなく、この数カ月にわたって熟考を重ねてきた。紙一重の差だったが、エイドリアンの経験とチームとの長年にわたる歴史が彼に有利に働いた。今後のシーズンに向けて我々の野心を実現させる最高のチャンスを与えてくれるだろう。彼が2011年後半に示した活躍を再度発揮することができれば、2012年末の成績を上回ることができると確信している。ジュール・ビアンキに関して、そのスピードと 職業道徳において我々を非常に感心させており、将来のグランプリドライバーとして成長してもらうためにも、引き続き一緒に仕事ができることを望んでいる」関連:エイドリアン・スーティル 「F1に戻ってくることができて嬉しい」
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