フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、2013年にザウバーへの移籍が決定したニコ・ヒュルケンベルグを“将来のスター”だと称賛した。ザウバーは31日(水)、2013年のドライバーとしてニコ・ヒュルベルグを起用することを発表。1年間のリザーブドライバーを経て、今季フォース・インディアのレースドライバーに昇格したニコ・ヒュルケンベルグは、現在49ポイントを獲得している。
ヒュルケンベルグとポール・ディ・レスタがビッグチームに移籍できるのであれば妨げることはないと主張していたビジェイ・マリヤは、フォース・インディアでのニコ・ヒュルケンベルグの発展に満足していると述べた。「2010年末、我々はニコを将来のスターと見極めた。彼がレース技術を習得していくのを見るのは価値あることだった」とビジェイ・マリヤはコメント。「ポールとともに、彼は我々のために素晴らしい仕事をしてくれたし、チームが以前よりもさらに多くのポイントを獲得する手助けをし、週末ごとに100%のコミットを与えてくれた」「ここ2年間、ニコがチームにいてくれたことは喜びだったし、彼のハードワークに感謝し、彼の今後の幸運を祈りたい」ニコ・ヒュルケンベルグの移籍は決まったが、残り3戦でコンストラクターズ選手権でザウバーを倒すという目標は変わらないとビジェイ・マリヤは主張する。「今シーズンの残り3レース、ニコが完全に専念し、最高のパフォーマンスを発揮し続けてくれることはわかっている」「我々は93ポイントを獲得しているが、まだザウバーに23ポイント及ばない。彼らを捕らえることは大変な仕事だが、何が起こるかはわからないものだ」「我々は2度4位でフィニッシュしているし、どちらのレースでも表彰台に非常に近かった」「パフォーマンスについてははるかに良くなっていると思うし、我々は本物のQ3候補だと思っている」「残り3レースでもう少し運が向いてくれれば、我々はそれを実現できるかもしれない。23ポイントは捕らえられない差ではない」関連:ザウバー、ニコ・ヒュルケンベルグとの契約を発表