F1フリー走行3回目が実施されたが、国際映像がフォース・インディアを捕えることはほとんどなかった。フォース・インディアは、水曜日の夜にチームメンバーが暴動に巻き込まれたことを受け、金曜フリー走行2回目を棄権し、早めにサーキットを後にした。土曜日のフリー走行3回目には参加したフォース・インディアだが、2台が真っ先にコースに出たにも関わらず、国際映像は他チームのピット作業の様子を配信。
フォース・インディアは、ポール・ディ・レスタが15番手タイム、ニコ・ヒュルケンベルグが18番手タイムと際立った走りをしていたわけではないが、フォース・インディアのマシンが単独で映し出されることはなかった。F1の商業権を握るバーニー・エクレストによる見せしめか。フリー走行とはいえ、ブランド露出を高めたいフォース・インディアのスポンサーにとっては2回のフリー走行で露出がなかったのは痛手と言えるだろう。続報予選では、ポール・ディ・レスタがQ3に進出する走りをみせたが、再び単独での走りが国際映像に映し出されることはなかった。