ローラ・ヴィラールが次期FIA会長選に立候補する3人目の候補者となった。ヴィラールはプレスリリースでの発表によると、史上初の女性候補であり、現職のモハメド・ビン・スライエム会長や元FIAスチュワードのティム・メイヤーとともに、2025年12月12日にウズベキスタンのタシュケントで行われる選挙で争うことになる。
「FIAは再びクラブとライセンス保持者のための連盟でなければならない」と、起業家でありレーシングドライバーでもあるヴィラールは述べた。「私の目標は、より民主的で、より透明性があり、より責任あるガバナンスを実現すること、そして女性や新世代に開かれた組織にすることだ。モータースポーツが世界中の若い世代にインスピレーションを与え続けるためには、多様性とイノベーションが必要だと私は強く信じている」スイス人候補のヴィラールは、出馬を発表した後、明確な選挙公約を打ち出した。ヴィラールの公約■ 定期的な協議と参加型ガバナンスを通じてクラブを強化する■ 財務と意思決定の透明性を強化する■ サステナビリティのリーダーシップを認証する「FIAエコ・パフォーマンス」ラベルを導入する■ 「ウィメン・イン・モータースポーツ」プログラム(Girls on Track、メンタリング)を強化し、「FIAヤング・リーダーズ・アカデミー」を設立する■ FIAを持続可能なモビリティと道路安全の世界的な基準とするヴィラールは28歳で、フォーミュラ3やフォーミュラ4をベースにしたシングルシーターを含む多様なカテゴリーで競技経験を積んできた。現在はリジェ・ヨーロピアン・シリーズに参戦しており、入門用スポーツプロトタイプであるJS P4をドライブしている。
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