FIAのジャン・トッド会長は、悪天候により2011年にF1参戦を目指しているエプシロン・ユースカディを訪問することができなかった。スペイン政府、モーターレーシング当局と会談するためにスペインを訪れたジャン・トッドは、来年のF1参戦の意思を表明しているエプシロン・ユースカディのチーム施設を視察するためにバスク地方のアスコイティアへ空路で向かう予定だった。
しかし、マドリードのトレホン・デ・アルドス空港で強風のため飛行が中止となり、ジャン・トッドのスケジュールも過密であったため予定を変更できなかった地元の報道は伝えている。しかし、スペイン紙 Diario Sport は、ジャン・トッドはエプシロン・ユースカディのホアン・ヴィラデルプラットとは長年の知り合いであり、すでにエプシロン・ユースカディのF1プロジェクトを支持していると報じている。「トッドは、エプシロンが最先端の設備を備えていることをよく知っている」と同紙は伝え、後日改めて施設を見学するつもりだと付け加えた。「まずなにより、トッド氏と(カルロス)グラシア氏に感謝したい・・・今回の訪問に興味を示し、調整し、会談を実現させようと時間の許す限り努力してくれた」とヴィラデルプラットはコメント。「F1に参戦する可能性にとっても、我々が取り組んでいる他の自動車関連分野のプロジェクトをFIAの会長に見てもらうことは重要なことだった」
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