F1の統括機関であるFIA(国際自動車連盟)は、2022年にF1に導入される予定の18インチタイヤに安全性の問題がないかどうかを調査していく。新型コロナウイルス危機により、F1への導入は2022年まで延期となったが、下位カテゴリーであるFIA-F2では今年から初めてピレリの18インチタイヤが使用されている。
日曜日のFIA-F2ロシア大会のレース2では、最終的にマシンが炎上するルカ・ギオットとジャック・エイトケンの大クラッシュによって5周の時点で打ち切りとなった。その後、一部のオブザーバーは、クラッシュは軽い接触でも突然のパンクを引き起こしてしまう18インチタイヤの設計の問題を浮き彫りにしたと考えている。F2での事故と18インチタイヤの関連性について質問されたダニエル・リカルドは「そこには気づかなかった」とコメント。「とにかくドライバーが無事でよかった。でも、関係者全員がホイールの動作に問題があるかどうかを調査してくれると確信している」同じ質問をされたF1レースディレクターのマイケル・マシは、18インチタイヤの設計に本質的な問題があるかどうかを考えていなかったと認める。「正直、今回のインシデントに関して、私は主にドライバーの状態とバリアの修復に関心をむけていた」とマイケル・マシはコメント。「しかし、FIAは常にこれらのことに注意を払っており、他の重大なインシデントの場合と同様に、ピレリと協力して調査をしていく」 この投稿をInstagramで見る Formula 2(@fiaf2championship)がシェアした投稿 - 2020年 9月月27日午前2時33分PDT
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