F1は、ブルーフラッグ無視に対するペナルティを厳格化している。F1スペインGPではセルジオ・ペレス(レーシング・ポイント)とダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)にブルーグラッグを無視したとしてペナルティが科せられた。
セルジオ・ペレスは、可能な限り早くに道を譲ったと主張。この裁定は“とても不公平”だと語っていた。「ルイスに譲らなければならなかった最初の機会がターン1だったことを考えば、公平ではないと思う」とセルジオ・ペレースは語っている。しかし、F1レースディレクターのマイケル・マシは、シーズン序盤からF1ドライバーたちに対して周回遅れのマシンの行動を厳しく取り締まることは警告していたと述べた。「セルジオとクビアトは、ブルーフラッグに従わなかったためにペナルティを受けた」とマイケル・マシは語った。「二人とも道を譲るのに時間がかかりすぎたというのが私の見解だ。この件については開幕戦オーストリアGP後のドライバーミーティング、つまりシュタイアーマルクGPで話し合った」「今年はブルーフラッグの取り締まりをこれまでよりもはるかに厳しくするという話をしていた。その後、今回初めて、2台にペナルティを出した」「レギュレーションでは、他のマシンを前に出す際には、最初に訪れた機会に譲らなければならないという方針が定められている。そこには、他のマシンとの関係における合理的な要素を考慮するためにある程度の裁量の余地は認められている」「しかし、二人は明らかにその範疇を超えていたので、スチュワードに報告された。定められた行動をしなかったために5秒のペナルティを科された」「私が受け取ったブルーフラッグに関する報告によると、F1各チームはこの措置に同意している。多くのマネージャーたちは、ブルーフラッグを無視したドライバーがペナルティを受けるのは喜ばしいことだと言っている」
全文を読む