2019年のF1世界選手権で、FIA(国際自動車)は総額12万4400ユーロ(約1500万円)の罰金を徴収した。2019年のF1世界選手権では罰金、グリッド降格、タイムペナルティ、警告を含めて83回のペナルティが出された。また、トラックリミットも強化され60回タイムが抹消された。
失格処分は5回。それらの2つはF1日本GPのレース後にルノーの2台に科せられたものだった。罰金を伴うペナルティは21回。総額12万4400ユーロ(約1500万円)となり、最大の罰金を払ったチームはフェラーリで8万ユーロ(約974万円)となる。ペナルティによるグリッド降格は9回。エンジンペナルティはこれに含まれていない。メルセデスとフェラーリは各1基ずつオーバー。メルセデスのカスタマーではセルジオ・ペレス(レーシングポイント)の5基が最大、フェラーリではアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)の4基が最大となる。ルノーは最大6基、ホンダは最大7基のエンジンが投入された。エンジンペナルティなしでシーズンを終えたのはルイス・ハミルトン(メルセデス)とロマン・グロージャン(ハース)の2人だけだった。最もパワーユニットコンポーネントを使用したドライバーはトロロッソ・ホンダのダニール・クビアト。エンジン、ターボチャジャー。MGU-Hが7基、MGU-Kが6基、バッテリーとコントロールユニットを3基使用した。ドライバースルーペナルティは5回、ストップ&ゴーペナルティは2回とほぼ絶滅しているが、タイム加算ペナルティ(5秒もしくは10秒)は27回となった。