F1が2020年に予選にQ4セッションを追加すべきかどうかについて意見が分かれている。F1のオーナーであるリバティ・メディアは、現在のノックアウトスタイルのフォーマットに4番目の予選セグメントとして“Q4”を追加したいと考えている。しかし、現在のF1公式サプライヤーであるピレリが、Q4セグメントへのタイヤ供給に対応できるかどうかに疑問を投げかける者も多い。
「現在のフォーマットは良いと思っている」とピレリのカーレーシング責任者を務めるマリオ・イゾラは Auto Motor und Sport にコメント。「何か違うことをするのであれば、十分に考えなければならない。我々は何も閉ざしているわけではないが、その変更に対して賛否が分かれているのは確かだと思う」「物事を悪い方向に導いてしまうリスクもある。慌てて変更するのではなく、まずは目的を正しく理解し、定義すべきだと思っている」本当によると、F1チーム内でQ4セッションに熱心なのはルノーだけだとも言われている。だが、フェラーリのF1チーム代表を務めるマッティア・ビノットは「我々はすでにシミュレーションをスタートしている」とコメント。「それが我々が見てることだ。ロンドンでも議論があったし、バーレーンでも再び議論された」「我々はそれについてポジティブだ。シミュレーションがうまくいけば、新しい問題が引き起こされることはないと確信している」