2019年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPを前日に控え、ドライバーによる記者会見が行われたが、前日夜にF1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングが急逝したことを受け、悲しみに包まれた会見となった。FIA(国際自動連盟)でF1レースディレクターを担ってきたチャーリー・ホワイティグだが、会見前日の夜に肺塞栓症によって死去。66歳だった。
F1オーストラリアGPの記者会見にはルイス・ハミルトン(メルセデス)、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、ダニエル・リカルド(ルノー)、ロバート・クビサ(ウィリアムズ)という今シーズン注目の5名のドライバーが参加したが、悲しみに包まれたなかで会見はスタート。冒頭、各ドライバーがチャーリー・ホワイティングへの想いを語った。ルイス・ハミルトン「2007年にスタートして以来、チャーリーのことを知っている。今朝、Instagramでいくつかコメントしました。ダウンしていたのでうまくいかなかったかもしれないけど、当然ながら、今朝の悲しいニュースを聞いたときあ本当にショックを受けた。彼と彼の家族を想い、祈りたい。彼がこのスポーツのためにしたこと、つまり、彼のコミットメン・・・トトが言っていたように彼は本当に柱だったし、スポーツの世界で本当に象徴的な人物だった。彼は僕たちのために多大な貢献をしてくれた。安らかに眠ってるかもしれないね」セバスチャン・ベッテル「今朝、訃報を聞いたとき、今もまだそうだけど、みんなと同じくらいショックを受けた。特に昨日彼とッ話をしていたし、一緒に最初の数コーナーを歩いていたからね。もうそこにいないということを把握するのは難しい。ルイスが言っていたことに付け加えると、僕は長い間彼のことを知っているし、我々は僕たちドライバーの側に立ってくれた男だった。もちろん、レギュレーションなどいろいろとあるけど、彼は僕たちの仲介者だった。いつでも、何でも相談できるのが彼だった。彼はいつでも全員に対してオープンだった。彼のドアはずっとオープンあった。彼はレーサーだった。とにかく本当にとてもいい人だった。ショックを受けてるいるよ。それ以外に言葉は見つからない。僕たち全員、パドック全体、サーカス全体、そしてF1のファミリー全外の想いだと思う。僕たち全員の想いは、彼、そして、このような厳しい状況にある彼のご家族とともにある」 ロバート・クビサ「そうですね、セブとルイスが言ったとおり、厳しい瞬間だった。昨日チャーリーと一緒にセバスチャンが歩いているのを見かけていたし、金曜日のドライバーズブリーフィングで彼に会えるので彼らを邪魔をしないようにしようと考えていた。残念ながら、それは実現しない。とても悲しい。彼はある意味でF1のアイコンだった。セバスチャンが言ったように、彼はレーサーだったけど、レギュレーションのすべてを守ってもいた。本当に彼はいつでも信頼し、コミットできるだった。とても悲しい瞬間だ。僕の想いは彼の家族と共にある。でも、本当に残念だ」 マックス・フェルスタッペン「みんなが言ったように本当にショックだった。数週間前にいジュネーブで彼と一日を過ごして本当にたくさんのことを話していたからね。帰るときに“オーストラリアのレースシーズンでまた会いましょう”と思っていた。訃報を聞いたときはとにかく信じられなかった。まだ66歳だ。毎日、毎朝起きるたびに感謝しなければならないし、人生を楽しまなければならないと思う。F1だけでなく、人生のいろいろなことをね。F1はその一部に過ぎない。そうですね。今最も重っ用なことあ、彼の家族、友人、親しい人たちのことを考えることだと思う」ダニエル・リカルド「みんなが言ったことの繰り返しになってしまうけど、あまり触れたいニュースではない。当然だけど、困惑している。僕は少しでもポジティブでいようと思っている。セブが言ったように、彼は僕たちのためにそこにいてくれた。僕たちは彼を悩ませたこともあった。僕たちは本当に彼に圧力をかけて、プッシュして、仕事をさせてしまっていた。でも、彼はいつも本当に受容的で、いつも僕たちの側にいてくれている感じていた。僕たちは傷ついたレコードのように何度も不満を繰り返していたように思うけど、彼は決してシャットダウンすることはなかった。彼はいつも耳を傾けてくれた。彼はスポーツのために多大な貢献をしたと思う。僕たちは彼についてとても素晴らしくポジティブな思い出を持っている。2012年の僕の初めてのオーストラリアGPに臨んだときのことを覚えている。フランツが“チャーリーに君を紹介しよう。新しいシーズンのスタートだ”と言って彼のところにいった。良いニュースで関係がスタートした。時が経つのは早いものだし、マックスも触れていたけど、毎日感謝することが重要だ。あたり前のことだとは思ってはいけない。今週末、僕たち全員が多くの情熱とともにいレースをすることになると思うし、僕たち全員がこの立場にいることが非常に幸運であることも思い出すことになると思う」関連:F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングが急死
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