FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、コックピット保護デバイス『ヘイロー(Halo)』のために戦い続けていることを帆頃に思っていると語る。今シーズンからF1とF2に投入されたヘイローは、導入前から多くの議論を生んだが、F1ではシャルル・ルクレール、F2では牧野任祐の危険な事故からドライバーを救ったと評価された。
だが、最終戦F1アブダビGPでは、横転して出火したニコ・ヒュルケンベルグの脱出に遅れが生じたとして再び議論の的となった。「多くの抵抗があったが、正しい方向に進んでいる考えているときは、そのために戦わなければならないものだ」とジャン・トッドは RTL にコメント。ジャン・トッドは、今年目にした事故によってヘイローの正当性が証明された語る。「ヘイローがなければ、シャルルはさらに悪い結果になっていたことを実証することができた」2019年からはフォーミュラEとFIA F3選手権にもヘイローが導入される。F1のスポーティングディレクターを務めるロス・ブラウンは「安全性がプライオリティなのは議論の余地もないことだ。それを主張するならFIAは正しい」と語った。
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